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バンダイナムコ中期計画 海外に重点 売上高比率5割へ

 玩具大手のバンダイナムコホールディングスは12日、2009~11年度までの3カ年の中期経営計画を発表した。
15~17年度に営業利益1000億円を達成するための助走期間と位置付け、キャラクター玩具やゲームソフトなど主力事業の海外展開を強化し、成長戦略に位置づける。
一方、アミューズメント施設事業では国内の不採算店の閉鎖に加え、スペインからの撤退などで収益力向上に努める。

 現在の中期経営計画(06~08年度)は売上高、営業利益ともに未達に終わる見込み。
高須武男社長は、ゲーム機本体(ハード)の普及が想定通りにいかなかったことなどが原因だった。

 新中期計画では、バンダイのキャラクター玩具などトイホビー事業と、バンダイナムコゲームスのゲームコンテンツ事業を成長事業に位置付け、特に拡大が続く海外市場を強化し、現在は2割程度の海外売上高比率を15~17年度に5割にまで高める計画だ。

 このため、国内外でM&A(企業の合併・買収)を加速し、13日からはゲーム開発のディースリー(ジャスダック上場)を株式公開買い付け(TOB)で約14億円をかけて完全子会社化する。
また、欧州の販売会社に出資し、流通網を拡大する。高須武男社長は「(バンダイとナムコの)統合から3年半経ち、経営基盤が整備できた今が、海外に出て行くタイミング」と攻めの姿勢を強調した。

 同日発表した08年4~12月期の連結決算は売上高が前年同期比5.9%減の3156億円、営業利益は23%減の198億円。家庭用ゲームソフト「ソウルキャリバーIV」が200万本のヒットしたゲームコンテンツ事業は好調だったが、トイホビー事業やアミューズメント施設事業が消費低迷の影響で不振だった。
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